2015年、洋画の陣
今日は年度末か。早いなあ。もう一年経っちゃったよ。
私の感慨深さはともあれ、
ここ最近、年度末の忙しさに追われていた方も多いのではないでしょうか。
あまり無理なさらないでくださいね。
というのも、父の話だと今日、同じ駅で2回も人身事故があったとか。
父は熱血漢なので「なんで死ななあかんのや!」って熱弁してましたが、
(生きている私と弟にそれを言われても…二人して苦笑)
でも本当にその通りで、死ななければハッピーなこといっぱいありますよね。
嫌なことも同じくらい、いや、それ以上あるけどさ、
嫌なことをちゃんと受け止めるからこそ、幸せなことって気付けるわけで。
財布を落として、見つかるからこそ最高に幸せ者だって気付けるわけで(昨日ともだちが言ってた。見つかったからこそ私はハッピーだって気付いたの!!って意気揚々と叫んでたw)
だから、難しく考えすぎないで、嫌なことがあったら立ち止まればいい。
立ち止まって、好きなことを妄想すればいい。
アイドルでもアーティストでも行きたい国でも食べたいものでもなんでもいい。
今年の公開映画を思い浮かべたっていい。
これらを見ずして死んでたまるか!!って、絶対そう思うから。
ってことで前置きがだいぶ長くなってしまいましたが、
今年公開の注目映画を紹介させていただくことにしました。
今回は4月公開作品編!
(私もまだ観てないので面白くなくても悪しからず!!w)
1、バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(4/10公開)
ついにきたよねー、遅いよねー、遅すぎるよねー。
アカデミー賞作品賞授賞だよ!?もっと早くやってよね、まったく。
配給会社に対する愚痴はこれくらいにして(笑)、作品の注目ポイントを。
まずキャストがずば抜けて良い。
主演のマイケル・キートンと助演エドワード・ノートンのショーレースノミネート数がやばい。それだけ素晴らしい演技をしているということね。批評家からの賞賛の声が多かったってのもかなり説得力がある。
この二人だけじゃなく、脇を固めるキャストも激アツ。
マイケル・キートンの娘役にエマ・ストーン、他にはナオミ・ワッツやザック・ガリフィアナキス(ハング・オーバーのアランよ)も出演。誰が主演でもおかしくない顔ぶれ。
2つ目の注目ポイントは、脅威の長回し。これは私もまだ観てないからなんとも言えないけど、、、そうらしいよwww(適当にもほどがあるだろ自分!!)
そして監督は『バベル』のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督。
私、この監督の作品まだ一つも観てなくて、作風はなにも説明できないんだけど、
好きなのよ、彼の顔と声と話し方がw
今年のゴールデングローブ賞とアカデミー賞をTVで観てたんですが、
脚本賞も監督賞も作品賞も取るわけでしょ?
嫌ってくらいスピーチするわけよ。でも全部ユーモアに満ちてて、素敵で、
それだけでこの作品を観てみよう、って思えたくらい。
ああいう大舞台に立つと、どうしても話したがる人が多いんだけど、
彼は出演者やスタッフに「何か話したいことはないかい?」ってちゃんと聞くのよ。
器がでかいというか、余裕があるというか。
大人の男って感じ。色気むんむんですw
監督の人格って、作品によーくあらわれるよね(ウディ・アレンやクリント・イーストウッドみたいに顕著なのは珍しいのかもしれないけど)
私が彼に感じたものは正しかったのか、ちゃんと映画を観に行って、この目で確かめたいと思います!ああ楽しみ!!
ちなみにですが、音楽もとても良いらしい。予告編の音楽聴くだけでぞわぞわします。
(最後に…マイケル・キートンはその昔『バッドマン』を演じていましたよね。バードマンってたぶんそのことをもじったのよね?ああ、そう考えるとほんっとうに早く観たい・・・!楽しみすぎるううううう)
映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』日本版予告編 - YouTube
余談ですが、バードマンの日本版ポスターがダサいと評判になってます(笑)
まずはイケてるアメリカ版のポスター。
めっちゃかっこええやん。どうよ、このアーティスティックな赤。
それに対してこちら日本版はというと・・・どーん。
この二種類があるみたい。うん。
何も言わないでおくね。もう愚痴らないって言ったもんね。
・・・だっさ!!!!!!!!
2、マジック・イン・ムーンライト(4/11公開)
へいへい、待ってました、待ってましたよアレンさん!!
それにしてもこれもおっそいな、日本公開!ああ、もう!フラストレーション!(笑)
はい、もうやめます、やめますね愚痴は。よくない、よくない。
公開してくれるだけでもありがたいと思わなきゃ!
ってことで愛するウディ・アレン監督の作品なわけですが、
最近の作品はイマイチぱっとしないので・・・今回も不安と言えば、不安(笑)
でも、ウディ・アレンの作品って、どんなに評価されてない作品でも、輝くワンシーンが必ずあるの。
どんなに眠い作品でも(失礼)、一瞬で目覚めさせるようなセリフが隠されている。
もしかしたらアレンは気付かずに書いていたかもしれないけれど、
観ている側はすぐにわかる。その一言がどんなに素晴らしいのかを。
だから観るのをやめられないんです、彼の作品は。
で、今回の作品。あらすじは観てないので語れませんが(笑)、
マジシャンの話みたいですよ(ほんとに適当すぎる自分。いい加減つらいw)
アレンってマジックとか大好きよね。マジシャンに憧れてるのかな(笑)
『アリス』と『スコルピオンの恋まじない』にもマジシャンが出てます。
しかも結構キーマンな役だったりするのよ。
そういう非現実的世界を描くアレンの作品、私はとても好きです。
この2本は特に可愛らしい作品なのでおすすめ。
今回も可愛らしい素敵なラブコメであることを期待しています!
バードマンにも出演しているエマ・ストーンがヒロイン役なんて観なきゃ損でっせ!
ウディ・アレンの描く女性はいつも魅力的。
可愛かったり綺麗だったり神経質だったり頭ぶっ飛んでたり狂気に満ちてたりイかれてたりビッチだったり…
有名女優がこぞって出演したがるのも納得です。こんな女が描けるウディ・アレンって何者?(笑)
今度、彼の描く女性についてもじっくり書いてみたいものです。
映画『マジック・イン・ムーンライト』予告編 - YouTube
4. Mommy/マミー(4/25公開)
2015年、架空のカナダで起こった現実ーーー。
きっと涙なしには観れないはず。
「涙のクライマックスが2回来る」と言われているほどだもの。
この言葉の意味を今すぐにでも確かめたいのに。
グザヴィエ・ドラン監督作品5作目にしてカンヌ国際映画祭、審査員賞受賞作品。
たぶん一筋縄じゃいかないんだろうな。
何日も何週間も考えさせられるんだろうな。
1作品目も『マイ・マザー』という映画で母と息子の葛藤を描いた彼が、なぜまたしてもこの関係性に固執したのか。
知りたくて知りたくて仕方がない。
だから観に行く。答えはそこになくとも。
狂気にすら思えてしまう彼の天才的な才能を、いつか理解できる日がくればいいと思う。
それが今のところ私の目標。
彼の作品を語る時って、感情的にならない術を知らないかのように
自分の苦しいまでの想いをつらつら連ねてしまうのよ。
そんな自分が嫌なんだけど、でも、彼の作品を観た人に聞いてみたい。
あんなに心を抉られるような、
でも妙に清々しいような狂喜を味わったのに、
ねえ、どうやってそれを言葉にできるっていうの?
答えを知ってたら教えてくださいよ。ってくらい
彼の作品には冷静でいられないの!早くモントリオールで生活したいの!
それくらい好きなの!!!!
と、いう熱く重苦しい想いはさておき、
予告編でも観てみましょう(笑)
グザヴィエ・ドラン監督作!映画『Mommy/マミー』予告編ドランver. - YouTube
映画『Mommy/マミー』グザヴィエ・ドラン監督 予告編 4.25公開 - YouTube
この2つの動画だけで泣けてくる。
ってことで4月はこの3本はぜひとも観たいと思っている次第でございます!
はあー!楽しみ\(^o^)/
そういえば、明日は入社式ですね。
たくさんの夢と希望を抱いた新入社員のみなさん。
世間に負けず、その夢と希望を持ち続けてください。
社会って、そんなに綺麗じゃないけど、
だからこそ本当に大切なものがよく見える世界でもあります。
くじけそうになったら、素敵な映画でも観てひと休みしましょ。
そしたら明日からまた頑張れるから。
ってことで明日も頑張るぜ わたしゃ!!
今日もお疲れちゃん!!